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THK、独自開発のPFASフリー真空用グリースの受注を開始

 THKは、真空環境でもクリーンでスムーズな動きを実現できる独自開発の「PFASフリー真空用グリース」(形番:AFPF)の受注を開始する。日本国内でグリース単体の販売となり、海外への展開は順次対応していく予定。

THK オリジナル PFASフリー真空用グリース(形番:AFPF) bmt ベアリング&モーション・テック
PFASフリー真空用グリース(形番:AFPF)

 

 近年、人体への影響リスクが懸念されるPFAS(有機フッ素系化合物)に対する規制が欧米を中心に強化されつつあり、真空等の特殊環境で多く使用されているフッ素系グリースでは、組成を構成している物質PFPE(パーフルオロポリエーテル)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)においても、将来的な使用制限や製造・輸入禁止等のリスクが高まっている。

 こうした環境規制リスクを踏まえTHKでは今回、独自開発のPFASフリー真空用グリースを開発した。

 本グリースは、PFASフリーならびにメタルフリーの処方と工程で製造(グリースの成分および製造工程において、フッ素およびフッ素化合物、Cu、Zn、Li等の金属元素を意図的に非含有)、真空用途に不可欠な低い蒸気圧・低摺動・低発塵・低アウトガス性能を有した、直動製品に最適なグリースとなっている。半導体製造装置内の汚染リスクを低減し、スムーズな動きと優れた潤滑性能を実現する。

 特長は以下のとおり。

・低い蒸気圧と低アウトガス性能を有し、高真空下での使用が可能

・低しゅう動で転がり安定性に優れている

・低発塵性に優れるため、周辺環境を汚染することなく使用が可能