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ハノーバーメッセ2027

 

THK、低発熱・高精度ボールねじの受注を開始

 THKは、低発熱・高精度ボールねじ(形番:BPFP)の受注を開始する。低発熱・高精度ボールねじは、工作機械に求められる低トルク、低発熱、移動方向反転時の安定した動き、高い軸方向剛性を一つの製品で実現した精密ボールねじで、独自の摩擦力低減技術により、摩擦トルクを既存製品比で50%以上低減した。

THK BPFP形 bmt ベアリング&モーション・テック
BPFP形

 摩擦トルクの安定化により、モータ負荷と消費電力を抑えるとともに、発熱に伴うねじ軸の伸びや位置ずれ、周辺装置への熱の影響を低減するほか、象限突起(工作機械で円加工を行った際に生じる突起状のわずかな誤差)などの移動方向反転時のトルク変化を抑制することにより、装置の動的運動精度と加工面品位の向上に貢献する。

 外形寸法はISO寸法に準拠し、既存製品と同等の取付寸法および負荷能力を維持しているため、従来品からの置き換えが可能。計31形番(ねじ軸径φ16~φ50)のラインナップを取り揃え、機械の高精度な加工、省エネ、熱変位対策、制御・組立調整の負担低減など多様なニーズに対応する。

 特長は以下のとおり。
1.摩擦トルクを50%以上低減:独自の摩擦力低減技術により、摩擦トルクを既存製品比で50%以上低減。装置駆動時のエネルギー消費削減に貢献

2.既存製品と比べて発熱を大幅に低減:摩擦トルクの低減により発熱量を大幅に抑え、周辺装置への熱の影響を低減

3.加工面品位の向上を実現:駆動時の摩擦トルク安定化により、装置の動的運動精度が改善し加工面品位向上を実現

4.用途に合わせたすきま(予圧)をラインナップ:G0すきま(普通予圧)に加え、軸方向剛性を高めるGMすきま(中予圧)をラインナップ。必要な剛性に合わせてすきまを選択可能

5.既存製品と同等の負荷能力:既存製品と同等の取付寸法および負荷能力を維持。従来品からの置き換えが可能