nano tech 2010
国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
近年、地球規模でのエネルギー環境問題を解決する必要性が叫ばれている。環境問題の解決のため、研究開発や製品化が進められているものは、太陽電池、燃料電池、分離膜、ナノ触媒などいずれをとっても最先端のナノテクノロジーを駆使した分野となる。
ナノテクノロジーを利用した環境負荷低減技術は、「Green Nanotechnology」と呼ばれ、その最大のテーマの1つは、クリーンで循環可能な自然エネルギー利用である。
新たな産業を興しつつある太陽電池では、表面ナノ加工、薄膜形成などを含む様々なナノテクが決め手となる。燃料電池では、いまナノ返りが起きており、電解質、電極、膜、触媒などナノテク技術を最大限生かす努力が続けられている。
バイオエタノールなどの生成には、効率的なナノ触媒、世界の水資源の確保のためにはナノ細孔を有する分離膜、低炭素化社会を実現し炭酸ガスを変換するナノ触媒など、まさに、Green Nanotechnologyこそが、これからの環境調和社会を実現するキーテクノロジーであり、また、経済危機を突破する新しい産業の勃興を支える基盤技術である。
今まで基盤技術であったナノテクノロジーに、新たにGreen Nanotechnologyといった環境テーマでフィルタリングすると、太陽電池、燃料電池等のデバイスや、環境浄化の触媒等の応用製品が生まれ、ますますその重要性が高まっている。
今回もナノバイオExpo 2010、ASTEC2010、METEC'10、nano & neo 新機能性材料展、そして新たに水処理技術・循環システムの専門展示会 InterAqua 2010 国際水ソリューション総合展を加え、計6展示会の同時開催を通じて、あらゆるMarket Placeをカバーし、ここから最先端技術と製品のビジネスマッチングを創出する。
主催:nano tech実行委員会
後援(予定):内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、アメリカ合衆国大使館、イタリア貿易振興会、イラン・イスラム共和国大使館、英国大使館貿易・対英投資部、オーストラリア大使館、オランダ大使館、カナダ大使館、スイス大使館、スペイン大使館経済商務部、大韓民国大使館、ドイツ大使館、フィンランド技術庁、フランス大使館経済部、ベルギー王国大使館、(独)情報通信研究機構、(独)物質・材料研究機構、(独)理化学研究所、(独)科学技術振興機構、(独)産業技術総合研究所、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 、(独)日本貿易振興機構、(独)国立環境研究所、(社)日本経済団体連合会、(社)ナノテクノロジービジネス推進協議会
開催日
2010年2月17日(水)~19日(金)10:00 - 17:00
入場料
3,000円(ただし、Webサイトで事前登録の場合は入場無料)
会場
東京ビッグサイト
〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
出展対象
- 材料・素材
フラーレン、ナノチューブ、フォトニクス材料、複合材料、高性能磁性材料、ナノクラスター、ナノガラス、ナノ粒子コロイド、ナノコーティング、ナノメタル、ナノセラミックス、ナノコンポジット材料、超高純度材料- IT・エレクトロニクス
量子ドット・細線、量子デバイス、単一分子デバイス、光デバイス、次世代LSI、 データストレージ、次世代電池、次世代ディスプレイ、光通信材料- バイオテクノロジー
ドラックデザイン、DNAチップ、たんぱく質チップ、DDS、バイオリアクター、ゲノム創薬、ヘルスケアチップ、マイクロTAS、再生医療、DNAマニピュレーション、分子イメージング- 環境・エネルギー
光触媒、水素吸蔵タンク、排ガス触媒、燃料電池材料(膜、電極、システム)、2次電池材料 、エネルギーストレージ、環境評価・モニタリング・非破壊検査システム、環境浄化・負荷低減型技術- 評価・計測
光学顕微鏡、SPM・AFM、LSI試験用プロ-バ、超精密測定機器設計ツール、シミュレーション、電子顕微鏡(SEM・TEM)、分子設計ソフトウェア、ピエゾステージ- MEMS
情報・通信機器、センサ・スイッチ、ジャイロ、赤外線イメージャ、小型モーター、微細・狭所作業ツール、カテーテル・内視鏡- 超微細加工技術
薄膜製造技術、エッチング、レーザー・イオンビーム加工、電子ビーム加工、 微小放電加工、微細回路製造用露光装置、超精密表面加工技術、ナノ粒子混合・分散・粉砕技術、フュージョン・ボンディング技術、次世代リソグラフィー、ナノインプリント、フェムト秒レーザー
同時開催
ナノバイオ Expo 2010
nano&neo 新機能性材料展
ASTEC2010 国際先端表面技術展・会議
METEC'10 第39回 表面処理材料総合展
InterAqua 2010 国際水ソリューション総合展
問い合わせ
nano tech実行委員会事務局
株式会社ICSコンベンションデザイン内
〒101-8449
東京都千代田区猿楽町1-5-18
千代田ビル
TEL:03-3219-3567
FAX:03-3219-3628
nanotech@ics-inc.co.jp
ホームページ
http://www.nanotechexpo.jp