ジェイテクト、インド国内に第8生産拠点を新設

　ジェイテクトは、インド国内の自動車部品製造拠点であるJTEKT INDIA（JIN）において、今後のインド自動車市場の発展に追随すべく、インド国内にJINとして八つ目となる新工場の建設を決定した。

　ジェイテクトは、第二期中期経営計画である2024～2027年にかけてグローバル体制の再構築による経営・事業体制の強化を進めており、成長地域であるインド市場においては成長に合わせたリソーセス投入を行うことで、自動車部品を中心に拡販していく計画としている。

　今回の生産拠点新設はその取り組みの一環として行われたもので、この新工場を通じてインド市場のユーザーにジェイテクトのソリューションを提供していく。

　新設するのはグジャラート工場で、新工場の敷地面積は11万8484㎡、建物面積は2万4900㎡。投資額は約35.0億円で、生産開始は2027年を予定しており、コラムタイプ電動パワーステアリング（C-EPS）、マニュアルステアリングギヤ（MSG）、等速ジョイント（CVJ）、ハブユニットベアリング（HUB）を手掛ける。従業員数は600名を予定している。