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第9回ものづくりワールド名古屋

 

日本トライボロジー学会、第65期会長に杉村丈一氏(九州大学)

 日本トライボロジー学会(JAST)は5月26日、Web会議システムを利用したリモート方式により「第64期定時社員総会」を開催した。今回は第65期役員の選任についても決議がなされ、第65期新会長に九州大学 教授で水素素材先端科学研究センター センター長の杉村丈一氏が選出された。

杉村丈一・JAST第65期会長
杉村丈一・JAST第65期会長

 

 JAST第64期定時社員総会は新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、また、緊急事態宣言(4月7日発出、5月25日解除)を踏まえた現状に鑑み、規模を縮小して同会役員のみのWeb会議システムを利用したリモート方式により、5月26日に開催された。総会出席者27名、有効委任状1638通、合計1665名で同会正会員数2419名の過半数を超え、総会は成立した。

 社員総会の議事は、議長である第64期会長の香川大学 教授の若林利明氏から出席者全員に対して提案を行い、監事を含めた全出席者から異議がなく承認が得られた。

 決議事項には第65期役員選任の件も挙げられ、本議案についても同意が得られた。これを受けて第65期第1回理事会が開催され、九州大学 杉村丈一氏が第65期会長に選出されたもの。

 杉村JAST新会長は、「“会員サービスの充実による会員メリットの向上”、“世界における日本のトライボロジーのプレゼンス向上”、“学会運営の効率化と財政の健全化”などの運営方針を堅持しつつ、コロナウイルスによる難局においても、情報や場の提供を継続していくための新しいやり方や仕組みを模索し、理事会、事務局、各種委員会委員、会員各位と力を合わせて学会運営にあたっていきたい」と抱負を述べている。