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ハノーバーメッセ 2026 プレスカンファレンスを開催、日本からの来場を呼び掛け

 世界最大の産業見本市である「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ) 2026」(主催:ドイツメッセ)が本年4月20日~4月24日にドイツ・ハノーバーメッセで開催されるのに先立ち、ドイツメッセ日本代表部(代表:竹生学史氏、International Linkage代表)は2月3日、東京都千代田区のステーションコンファレンス東京で「HANNOVER MESSE 2026プレスカンファレンス」を開催した。当日はドイツメッセ日本代表部 竹生氏の司会のもと、同展の概要や見どころが以下のとおり紹介され、日本からの同展への参加を呼びかけた。

ハノーバーメッセ2026の概要と魅力

 当日はまずドイツメッセ グローバルダイレクターのフーベルトゥス フォン モンシャウ氏より、「ハノーバーメッセ 2026の魅力」と題して、以下のように紹介がなされた。

・世界最大の産業見本市:技術革新や政策に関わる議論、ビジネス、産業分野の枠を超えたコラボレーションのグローバルステージ

・世界60カ国から3000社以上の企業が10000の製品・ソリューションを披露

・300社超のスタートアップ企業:さまざまな技術分野で劇的な変化をもたらす可能性を秘めたイノベーションを披露

・中心テーマは、競争力のある効率的な生産を可能にする人工知能(AI):主要三大展示エリアの「Automation & Digitalization(⾃動化とデジタル化)」、「Energy & Industrial Infrastructure(エネルギーと産業インフラ)」、「Research & Technology Transfer(研究と技術移転)」はもちろん、新設された「防衛⽣産エリア(Defense Production Area)」においても防衛・安全保障産業がセキュリティを重視しながらAIも活用し迅速・効率的に製造能力を拡大するための実践的なソリューションが紹介

・テーマ構成の再編とホールレイアウトの刷新:来場者は順路がより分かりやすくなり、出展者は関連分野での注⽬度をより増すことができるよう、上述の三大テーマを集結させホールレイアウトを刷新

ハノーバーメッセ2026 ホールレイアウト刷新 bmt ベアリング&モーション・テック


・自動化とデジタル化エリア:AI制御の産業用ロボットやデータ駆動型ものづくりからデジタル化されたサプライチェーンに至るまで、ソフトウェアとハードウェアの融合の加速、という明確なトレンドを反映

・エネルギーと産業インフラエリア:電⼒⼯学とエネルギーオートメーション、エネルギーインフラと蓄電ソリューション、⽔素技術など、製造業における電⼒ベースの持続可能なエネルギー供給のための製品やサービスを紹介。また、AIと連携することによりスマートグリッド、蓄電技術、持続可能なモビリティの実現に貢献するソリューションを紹介

・研究と技術移転エリア:産業界における基礎的・応⽤的研究の成果、および市場投⼊準備の整った技術の産業⽤途への移転に着目。来場者はAI、バイオニクス、インテリジェントテキスタイル、ナノテクノロジー、新素材、量⼦テクノロジーなどの分野における画期的な進歩を実感できるほか、アディティブ・マニュファクチャリング、再⽣可能エネルギー、グリーン⽔素、軽量構造、ロボット⼯学といったトピックとの直接的な相乗効果も期待される

・パートナーカントリーはブラジル:すでに1500社を超えるドイツ企業が活動し国内⼯業⽣産⾼の約10%を占めるブラジルが、ハノーバーメッセ2026でデジタル化、イノベーション、国際開発、天然資源、持続可能性といった分野での強みを訴求

・注⽬のプログラムが⽬⽩押しの「センターステージ」:シーメンス取締役でデジタルインダストリーズCEOのセドリック・ナイケ⽒など世界各国の著名⼈80名が講演

会場におけるハブ機能を提供するJapan Industrial Park

 続いて、ゲストスピーカーとして、アビームコンサルティング 執行役員 プリンシパル 未来価値創造戦略ユニット長の橘 知志氏が、ハノーバーメッセ2026における日本企業と公的機関・団体による共同出展ブースJapan Industrial Parkの概要を紹介。ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI)やデータ社会推進協議会(DSA)などと共同出展して、共創をテーマに、産業変革に挑む日本企業のソリューションや価値共創、日本のデータ連携の取り組みを紹介するほか、会場における日本と世界のハブとなるブースを目指すコンセプトについて説明した。会場のハブとして、来場者や出展社など会場を巻き込む機能によって、発見の相互創出と国際的な共創機会の創出のアシストを狙う、とした。

注目すべき技術や動向

 最後に、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI)の中島一雄氏より、RRIの視点から見たハノーバーメッセ2026において注目すべき技術や動向について、①会期中だけでなく前夜祭などにおいて、欧州が現状をどう分析し何をしようとしているかを政府や研究機関、工業会などがネットワーキングする姿などを見るべき、②個別の企業の動きと同時に、欧州が面で押してくる様子をどうとらえるか、協調領域をどこに、どのように作っているか見るべき(欧州プロジェクトなど)、③隣接している独Plattform Industrie 4.0ブースと上述のJapan Industrial Parkブースの相互ミニセミナーなども企画しているので見るべき、④技術的なキーワードとしてにデータ連携関連、8ra(オーラ)、AI Continent Action Plan(AIの産業活用)などに注目すべき、と説明した。


 ハノーバーメッセ 2026の詳細は以下で確認できる。
https://intl-linkage.co.jp/dm/hannovermesse/

また、ハノーバーメッセ2026では日本からの来場を募集しているので、関心のある方は以下まで問い合わせをいただきたい。
International Linkage ドイツメッセ日本代表部 竹生学史(たけお・まさひと)氏
TEL:080-1396-9902または03-6403-5817
E-mail : masahito.takeo@intl-linkage.co.jp
 

ハノーバーメッセ 2026プレスカンファレンスのようす:左から竹生学史氏、フーベルトゥス フォン モンシャウ氏、橘 知志氏、中島一雄氏 bmt ベアリング&モーション・テック
ハノーバーメッセ 2026プレスカンファレンスのようす
左から竹生学史氏、フーベルトゥス フォン モンシャウ氏、橘 知志氏、中島一雄氏