NTNは、5月19日の堺ステージ(大阪府)から5月26日の東京ステージ(東京都)まで8日間にわたり開催された、同社が冠協賛した国内最大規模の国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)の各ステージで、環境や省エネルギーについてワークショップや技術体感アトラクションを通じて楽しみながら学んでもらうイベント「NTN 回る学校」を開校した。
TOJ開催のようす
TOJは、UCI(国際自転車競技連合)公認の国内最高峰の国際自転車ロードレース。今年は、全8ステージで開催された。
TOJの各レース会場のフィニッシュ地点で開校された「NTN回る学校」は、同社主力商品であるベアリングを使ったアトラクションやワークショップなど、楽しみながら環境や省エネルギーについて学んでもらう、体験型のプログラム。同社従業員が運営し、近隣の学校に通う子どもたちをはじめ、レース観戦者などが参加した。
「回る」をキーワードに地球の環境について学ぶワークショップやベアリングの組み立て体験、自転車スピードレースに加え、今年は新たに音楽をキーワードにした新プログラムも用意された。変わった楽器を使って仲間と一緒に演奏する「回るシンフォニー」や、なめらかな回転台に鉄琴の音板を立ててオリジナルのメロディやリズムを作る「回る楽器職人」など、音楽を楽しみながら、摩擦を減らしてエネルギーを抑えるエコ商品であるベアリングや環境について学べる構成とした。
同社では事業を通じて社会的課題の解決に貢献するとともに、社会に新しい価値を提供することにより、「なめらかな社会」の実現を目指している。国連の定める「持続可能な開発目標(SDGs)」についても、世界各地における地域社会との交流や社会貢献活動など環境保護や次世代育成に向けた積極的な取組みを展開している。
「NTN回る学校」開校のようす