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SEMICON Japan 2024

 

イグス、最高クラスのクリーンルームに対応する低摩耗のケーブル保護管

 イグスは、最高クラスのクリーンルームクラスに対応するケーブル保護管「エナジーチェーン C6型」(Cはクリーンルームを、6は1リンクあたりの部品の数を表す)を開発した。

イグス エナジーチェーン C6型
エナジーチェーン C6型

 

 C6型は、クリーンルーム向けに多くの導入実績を持つ「エナジーチェーンE6型」と「エナジーチェーンE6.1型」をベースに開発されたもので、デザインスタディ(試作段階)として、さらにクリーンルーム用に最適化されているほか、フリースパン走行で長寿命を実現するために特別設計されている。電子機器製造、半導体産業、包装機械、医療機器、医薬品製造業界などの各種クリーンルーム内の中距離ストロークで、ケーブルやホースをスムーズにガイドする。

 C6型では、個々のチェーンリンクに新しいタイプの接続システムを採用し、チェーンの組み立てを容易にして軽量化を図るとともに、強度と減振性を向上させた。

 また、可動時の接触面を最小限にすることで、極めて低い摩耗性と静かな動作も実現している。

 さらに、イグスの可動用プラスチックの知識を活かして、ケーブルと接触する全ての部分のために特別な新素材を開発。これにより、摩擦を最小限に抑えることができ、 かつ従来のシリーズと比べて26%の軽量化を実現している。