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NTN EUROPE、新本社社屋起工式を開催

 NTNの連結子会社で、欧州地域で軸受などの開発、製造、販売を行うNTN EUROPEは7月10日にフランス・オートサヴォア県・アヌシー市の新本社社屋建設予定地で起工式を執り行った。新社屋は2026年3月に完成する予定で、欧州事業の中核拠点として地域戦略に向けた事業推進体制を強化していく。

 今回の新社屋建設は市の都市開発を機に決定したもので、起工式には、オートサヴォア県のイヴ・ルブルトン知事、アヌシー市のフランソワ・アストーグ市長をはじめとする自治体関係者のほか、NTNグループからはNTNのCEO・鵜飼英一氏、欧州地区担当執行役の山本正明氏、NTN EUROPE 社長のドミニク・ラヴィラ氏など、約60名が出席した。

 ルブルトン知事からは、地域雇用の創出や今後の発展への期待を込めた言葉が寄せられ、鵜飼CEO は、「新社屋で新しい技術や技能を開発し、将来の変化に対応していく」と挨拶した。

 その後、次の100年も地域とともにNTN EUROPEおよびNTNグループが成長していくことを願って、ルブルトン知事ら来賓とともに桜の植樹を行った。

 NTN EUROPE は、2008 年にNTNグループに加わり、欧州事業の中核拠点として自動車や航空機、鉄道車両、各種産業機械向けベアリング(軸受)の開発、製造、販売を行ってきた。2023年には社名をNTN-SNR ROULEMENTS からNTN EUROPE に変更し、NTNの欧州戦略における役割を高めており、今後も事業推進体制を強化するとともに、脱炭素化をはじめとする市場ニーズへの対応力の強化を通じて欧州地域における販売拡大やNTNブランドの浸透に取り組んでいく。

NTN EUROPE 挨拶する鵜飼CEO bmt ベアリング&モーション・テック
挨拶する鵜飼CEO

 

NTN EUROPE 桜の植樹(写真左より、サディエ議長、ルブルトン知事、鵜飼CEO) bmt ベアリング&モーション・テック
桜の植樹(写真左より、サディエ議長、ルブルトン知事、鵜飼CEO)

 

NTN EUROPE 本社新社屋完成予想図 bmt ベアリング&モーション・テック
NTN EUROPE 本社新社屋完成予想図