イグスは、低摩擦係数で優れた減振性を備えた高性能樹脂「イグリデュールE7」をすべり軸受材質に追加した。
すでに、リニアガイド「ドライリン」のスライドパーツとしてドイツ本社の試験施設で優れた性能を実証。現在すべり軸受として12の標準サイズを提供しているが、その他のサイズやカスタム仕様も要望に応じ対応が可能としている。
包装機械、繊維機械、家具製造の分野などに適している。
新材質はすでにカメラや電車ドア、3Dプリンターなど多くの用途で採用。特に優れた減振性について、ユーザーから高い評価を得ている。
このためイグスでは、新材質を用いたすべり軸受を開発。特に低~中程度の負荷がかかる揺動運動に適しており、推奨最大許容面圧は18MPa。また、摩擦係数が非常に低いため駆動力を削減でき、その結果コスト削減が図れる。