エボニック インダストリーズは、サステナビリティ・パフォーマンスについて、格付け機関エコヴァディス社(EcoVadis)から、化学業界およびその他すべてのセクターにおいて、今回の調査対象企業の中で上位1%(2022年1月1日以降に発行されるスコアカードの基準で総合得点が75~100点)に入る高い評価を受け、最高位のプラチナ評価を獲得した。同社のプラチナ評価獲得は、2021年に続いて2回目となる。
エボニック サステナビリティ担当執行役員のトーマス・ヴェッセル氏は「エコヴァディス から再びプラチナ評価をいただけたということは、当社のサステナビリティ戦略が認められたということを意味する。我々はステークホルダーとの密接な対話を通じて、バリューチェーン全体におけるサステナビリティを推進している。自社の生産とビジネスプロセスだけでなく、サプライチェーン、とりわけ顧客にとっての製品のメリットや用途にも常に注意を払っている」とコメントしている。
エコヴァディスのサステナビリティ評価では、環境、労働と人権、倫理、持続可能な資材調達の各分野における企業のサステナビリティ・パフォーマンスが評価の対象となるほか、2500以上の公開情報をもとに評価が行われる。
エボニックは、化学業界のイニシアチブ「Together for Sustainability(TfS:サステナビリティのための協力)」の創設メンバーで、本イニシアチブのパートナーであるエコヴァディスが実施する評価を毎年受けている。TfSでは、サプライヤーに対し統一性のある監査と評価を実施し、さらにトレーニングを行うことで、グローバルサプライチェーンの透明性と持続可能性を高めることを目的として活動している。