トライボロジー研究会(運営委員長:杉村丈一 九州大学名誉教授、事務局:協同油脂)は2月14日、横浜市西区のパシフィコ横浜 会議センターで、「第35回講演会」を開催した。今回は『サーキュラーエコノミーとトライボロジー』をテーマに、以下のとおり行われた。
第35回講演会のようす・開会の辞
杉村丈一氏(九州大学)
・KEYNOTE SPEECH
「コマツにおけるリマンビジネスの概要」横山将宣氏(コマツ)
・CASE STUDY:SESSION I リサイクル技術
「再生エンジンオイルの検討」植松裕太氏(トヨタ自動車)
「製鉄所の廃油再利用による環境負荷軽減への取り組み」鈴木崇仁氏(JFEスチール)
・CASE STUDY:SESSION II サーキュラーエコノミーと潤滑技術
「炭素循環に対応したグリースの開発」廣岡岩樹氏(協同油脂)
「省電費のための低粘度減速機油の開発」石上和訓氏 (ジヤトコ)
「冷間圧延時の摩擦面における量子ドットを活用した潤滑油膜厚さ分布の測定」志村眞弘氏(日本製鉄)
「寿命予測を高精度化するための解析技術の開発」東谷裕子氏 (デンソー)
・CASE STUDY:SESSION III サーキュラーエコノミーと寿命予測技術
「ディーゼル機関のピストのン度推定と寿命予測技術」三田拓朗氏(いすゞ中央研究所)
「循環型社会に貢献する転がり軸受の材料披露診断および修復技術の開発」小林大輔氏(日本精工)
「X線回折による転動疲労の評価」嘉村 直氏(NTN)
・特別講演
「今後の宇宙ビジネスの展望」牧野 隆氏(IHI/IHIエアロスペース)
・閉会の辞
西岡 岳氏(福井工業大学)