2025年11日12日(水)
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NTNの鵜飼英一CEOは10月6日、本年5月にNTNの子会社で欧州・アフリカ地区で事業を展開する NTN Europeがチュニジア自動車用ショックアブソーバーを製造する La Tunisie Mecaniqu(LTM社)に資本参加したことを受けて、チュニジア共和国にてファトマ・タベット・シブーブ・チュニジア産業・鉱物・エネルギー大臣と、大菅岳史・駐チュニジア特命全権大使を表敬訪問した。
面談の中で、NTNからは会社概要をはじめ、ショックアブソーバーを含む自動車アフターマーケット・ビジネスのグローバル展開やチュニジア進出の背景について説明。
シブーブ大臣からは、NTN のチュニジア進出に対し歓迎の意が表されるとともに、今後の事業展開に対する力強い支援の言葉を寄せられるなど、前向きで建設的な対話が行われた。
さらに大菅大使とは、チュニジアにおける日系自動車関連メーカーの進出状況や同国が強みとする産業分野について情報交換を行った。
今回の訪問は、NTNが進めるチュニジアにおけるショックアブソーバー製造プロジェクトに関連し、現地政府や関係機関との関係強化を図る貴重な機会となった。
また、チュニジア滞在では、LTM社およびその親会社である Al Badrグループを訪問し、製造現場を確認するとともに、今後の事業展開に向けて両社の従業員との対話も実施した。
NTNでは、今回の訪問を契機として、チュニジアにおけるショックアブソーバーの製造プロジェクトを加速させ、自動車向けアフターマーケット・ビジネスの拡大を図るとともに、アフリカ地区における事業展開をさらに推進していく考えだ。


