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THK、動剛性測定サービスの正式受注を開始

 THKは、「動剛性測定・DYNAS(ダイナス)」の正式受注を開始する。本サービスにより、ユーザーの装置の振動特性を可視化・明らかにし、装置開発の課題解決に貢献する。

THK DYNAS 正式受注開始 bmt ベアリング&モーション・テック

 

 動剛性測定・DYNAS(DYNASはTHKの登録商標)は、設計で重要な三つの剛性である「静剛性」と「動剛性」、「熱剛性」のうち、動的力に対する変形のしにくさを表す「動剛性」を測定・解析し、ユーザーの装置の振動特性を可視化・明らかにするサービス。これまで経験や感覚に頼っていた装置の“揺れやすさ”を定量的に評価し、揺れの要因を構造単位で把握することで、設計改善の方向性を具体的に導いていく。

 装置開発においては、要求仕様を満足できない、どのように設計変更をすればよいか分からないといった開発者が直面する課題に加え、製品の形状不良や加工面品位・品質不良、スループットが上がらないといった技術課題などがある。

 THKではこうした課題に対し、これまでさまざまな産業や装置に直動製品を提供することで培ってきた経験をもとに動剛性の測定・解析を実施し、装置の振動特性を可視化・明らかにすることで、ユーザーの装置開発における課題の解消、新しいノウハウの獲得に貢献していく。

 測定結果は専用のビュアーソフトでユーザーに提供、ユーザーは任意の固有振動に対応した装置の変形挙動およびコンプライアンス分布が確認できる。工作機械、半導体製造装置、製造ライン設備、産業用ロボットなどさまざまな装置を対象としており、ユーザーの要望に寄り添った測定・解析を行う。

 DYNASの特長は以下のとおり。

・装置全体を評価:部分的な評価では見ることができない装置全体の振動の相関を確認することが可能

・振動のトラブルを早期解決:問題発生時の周波数を評価し、装置全体の評価と照らし合わせることで影響部位を特定する

・データ蓄積・データベース化:測定データを蓄積することで、将来の設計に活用できる技術データの構築につながるため、技術課題の解決や技術力の強化にも貢献する

 THKは今後も、ユーザーの装置開発における課題解決に貢献できるよう、さまざまなサービスの開発・提供を行っていく。