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イグス、高機能ケーブルキャリアと可動ケーブルが世界最大級の噴水「東京アクアシンフォニー」に採用

 イグスの高機能ケーブルキャリアシステム「e-loop」と可動ケーブル「チェーンフレックス」が、臨海副都心の新たなランドマークとなる世界最大級の噴水「東京アクアシンフォニー」に採用された。港湾など過酷な環境下での実績があり、安全で信頼性の高い同社のケーブル保護管およびケーブルの技術が評価され採用に至ったもの。

 東京アクアシンフォニーは本年3月にオープン。お台場海浜公園(東京都港区)に整備された、高さ150m、幅250mの世界最大級の規模を誇る噴水で、レインボーブリッジ(塔高126m)を凌ぐ高さまで水を噴き上げ、音楽や光と融合したショーを展開している。

 今回、この噴水をコントロールするケーブルおよびケーブル保護管に、イグスの可動ケーブル「チェーンフレックス」とケーブル保護管「e-loop」が採用された。耐紫外線性・耐候性を備え、沿岸部の環境にも強い点が評価された。

 モジュール構造ケーブル保護管e-loopは、石油・ガス産業や洋上風力発電などの極めて過酷な環境下でのケーブルガイドを目的に開発された製品。このような環境下で従来用いられていた配線方法では、ケーブルのねじれや摩耗、断線といった問題が頻発し、長時間のダウンタイムや高額な修理コストが課題となっていた。

 e-loopは、これらの課題を解決するために、以下のような設計を採用している。

・最適な曲げ半径で制御された構造により、ケーブルが必要以上に曲がることを防止し、断線や摩耗を抑制

・高強度の複合ロープがケーブルへの引張力を分散し、構造全体の安定性を確保

・耐衝撃・耐振動性に優れた高性能ポリマー製ケーブルキャリアを採用

・モジュラー設計により部品単位での交換が可能で、メンテナンス性が大幅に向上

・17万回以上のサイクル試験に合格し、トップドライブで約4.5年分の運用に相当する耐久性を実証

 今回の噴水では、海水や潮風にさらされる湾岸の厳しい環境でも高い耐久性を持ち、360°回転が可能な機構によって波の不規則な動きや海面の潮位変動に対応できる点が高く評価された。

 イグスでは、今後もモーションプラスチック(可動部向け樹脂部品)技術を活用し、持続可能で信頼性の高い産業ソリューションの開発に取り組んでいく。

イグス 世界最大級の規模を誇る噴水「東京アクアシンフォニー」(東京都提供) bmt ベアリング&モーション・テック
世界最大級の規模を誇る噴水「東京アクアシンフォニー」(東京都提供)

 

イグス 噴水を制御するケーブルを保護するために設置されたe-loop bmt ベアリング&モーション・テック
噴水を制御するケーブルを保護するために設置されたe-loop