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NTN、創業100周年施策で「ハイブリッド街路灯」を国内5地域に寄贈

 NTNは、創業100周年事業における地域社会との共生に向けた施策の一つとして、地産地消型の再生可能エネルギーの普及と地域の防災・防犯を目的に、風と太陽光を利用して発電する「ハイブリッド街路灯」を国内5地域に合計17基を寄贈する。
ハイブリッド街路灯ハイブリッド街路灯

 「ハイブリッド街路灯」は、風力と太陽光の二つの自然エネルギーで発電した電力をバッテリーに充電し、夜間にLED照明を自動点灯する。独自の翼形状を持つ垂直軸風車の採用により、風切り音の発生を抑え、高い静粛性を実現するため、公園や学校などの公共施設や商業施設など地域社会に密着した様々な場所で設置が可能。付属バッテリーは満充電状態で5日間分の照明用電力を賄い、独立電源型で災害時や停電時には非常用電源としても使用できる。

 NTNでは、2015年からの中期経営計画「NTN 100」で、次の100年の持続的成長に向けた重点施策の一つとして自然エネルギー事業に取り組んでいる。今回寄贈する「ハイブリッド街路灯」のほか、既存の水路に置くだけで発電できる「NTNマイクロ水車」、今年度内の販売に向けて準備を進めている高効率な「垂直軸風車(10kW)」など、自然エネルギーを活用した商品を通じて地域でエネルギーを創出、地域で消費する地産地消型エネルギーの提案を進め、低炭素化社会の実現に貢献していく考えだ。