メインコンテンツに移動
SEMICON Japan 2024

 

THK、圧入組付タイプのリニアブッシュを受注開始

 THKは、本体をハウジング内に圧入して組み付けるタイプのリニアブッシュ「LMHB形」の受注を開始する。組付工数の削減を可能にし、組立の自動化や生産性の向上に貢献する。

THK リニアブッシュ「LMHB形」
リニアブッシュ「LMHB形」

 

 独自設計による湾曲した金属プレートのバネ効果によってボールとLMシャフトの間のすき間を極小化することで、ガタつきがない、静かでスムーズな動きを実現する。さらに、外形寸法は国際規格ISO 10285 Series 1に準拠しており、コンパクト設計、省スペース化に貢献。ラインナップは、軸径φ8~20の6サイズを取り揃えている。

 特徴は以下のとおり。

・圧入による簡単組付け:外筒が金属製の既存のリニアブッシュと異なり、圧入によって簡単にハウジングに組み付けることが可能。これによって組立工数は大幅に削減され、作業スピードも飛躍的に向上する

THK 圧入によるハウジングへの組付け方法
圧入によるハウジングへの組付け方法

 

THK 組立工数の比較
組立工数の比較

 

・すき間を抑え、静かで滑らかな動き:独自設計による湾曲した金属プレートのバネ効果によって、ボールとLMシャフトの間のすき間を極小化することで、静かでスムーズな動きを実現

THK 従来のリニアブッシュと「LMHB形」の構造比較
従来のリニアブッシュと「LMHB形」の構造比較


・コンパクト設計で省スペース化に貢献:外形寸法は国際規格ISO 10285 Series 1に準拠しており、コンパクト設計、省スペース化を実現

・6サイズのラインナップ:内径はφ8、10、12、14、16、20 (外径はφ15、17、19、21、24、28)、全長は17~30mm