東京都立産業技術研究センター(都産技研)は9月9日と10日の両日、施設公開イベント「INNOVESTA(イノベスタ)2016」(InnovationとFestaを掛け合わせた造語)を開催した。参加者は都産技研のものづくり技術を楽しみながら、その技術や設備を見学・体感した。
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9日は「ビジネスデー」として開催され、企業のビジネス展開に役立つロボット開発支援や金属粉末AM(3Dプリンター)によるものづくり支援、海外展開支援を中心に、都産技研の技術・施設が公開された。
3Dプリンターで作製したポリアミド製転がり軸受
また、10日は「ファミリーデー」として、サイエンスショーや実験・体験コーナーなど、家族でも楽しめるスペシャルイベントが催された。
2日間を通してロボットのステージショーや冬季オリンピックを目指す下町ボブスレーの展示が行われるなど、多彩なプログラムで来場者を魅了した。
下町ボブスレーの展示