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SEMICON Japan 2024

 

イグス、協働ロボットの安全性を高めるロボットアームホルダーを開発

 イグスは、協働ロボットに装備されたケーブル保護管を固定する新しいロボットアームホルダーを開発した。コスト効率に優れ、サイズ調整が可能な新しいホルダーは、人と機械が協力して作業する製造現場で高い安全性を確保する。

 サブプロセスの自動化が企業の市場競争力を強化するとして、製造現場における協働ロボットの採用が増加してきているが、協働ロボットは人のすぐそばで一緒に作業することから、センサーやカメラ、電力供給システムによって安全性を確保する必要がある。

 今回新たに開発されたロボットアームホルダーは、協働ロボットに装備されたケーブルやホースを確実・コンパクトにガイドするイグス製のケーブル保護管「3次元動作用エナジーチェーン トライフレックスR」をロボットに確実に固定できる。スリムな設計で角が丸みを帯びているため、ロボットとの接触による怪我のリスクが低減され、作業現場の安全性向上に貢献する。

 協働ロボット用のロボットアームホルダーは、ロボットアームの回りにマジックテープをセットし、ロボットアームホルダーを固定するという、わずか2ステップでロボットに直接取り付けることができる。マジックテープ式なので、様々なタイプのロボットに工具無しで固定でき、別の協働ロボットにもいつでも付替えられる。射出成形で製造されているため、コスト効率にも優れる。

 新しいロボットアームホルダーは以下の3 種類のタイプから選択可能。

①標準タイプ:内側がゴム製のサイズ調節可能なマジックテープ2 本つき

②取付ブラケット装備タイプ:ケーブルクランプ有無を選択可能

③プロテクター装備タイプ:安全性をさらに向上

 新しいホルダーは、トライフレックスRシリーズTRC / TRE / TRL 30、40、50のほか、直径の異なるあらゆるケーブル保護管にも使用できる。