NTNは、同社オリジナルの音楽ワークショッププログラム「回るシンフォニー」の実践ガイドおよび楽譜を「NTN回る学校」特設サイトで公開した。
「回るシンフォニー」は、音楽教育学者の近藤真子氏(文教大学/オークランド大学、音楽教育博士)が創案した「クロック・オーケストラ」音楽づくりをもとに開発したプログラム。参加者は、楽器の音からイメージを膨らませ、様々な音をつないで一つの物語を作る。
演奏の際には、楽器のイラストが描かれた時計型の楽譜と秒針付きの時計を用いて、秒針が楽器のイラストを指したタイミングで楽器を鳴らす。専門的な音楽知識がなくても、子どもから大人まで誰でも一緒に物語づくりを楽しむことができる。
本プログラムは、当社が実施している次世代教育のための社会貢献活動「NTN回る学校」のプログラムの一つとして、2019年に誕生。同社が冠協賛する国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」をはじめとする各種イベントで、多数の参加者から好評価を得ている。
今回、本プログラムを自宅や学校の授業でも行えるよう、事前の準備内容や演奏方法などを紹介する実践ガイドと3種類のNTNオリジナル楽譜に加え、自ら作曲できるよう無地の楽譜も公開した。今後、楽譜の追加や新楽器の紹介など、随時、コンテンツを更新していく予定。
NTNグループは地域社会との共生を目指し、世界中の各拠点で地域社会貢献に取り組んおり、今後も環境や省エネについて楽しく学ぶことができる「NTN回る学校」を通じ、次世代を担う子どもたちの育成に貢献していく考えだ。