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カーボンニュートラル実現に向けた歯車システムとトライボロジー

 

イグス、5月28日14時~陸上電力供給設備における船舶への接続とソリューションをテーマに無料ウェビナーを開催

 イグスは5月28日14時から、「陸上電力供給設備における船舶への接続とソリューション」をテーマに無料ウェビナーを開催する。世界中の港湾で実績を持つイグスのケーブル管理ソリューション(陸電コンセントと船舶を接続する機器)について、国内のプロジェクト事業責任者である同社・山下茂樹氏が説明を行う。ウェビナー登録の申し込みはhttps://www.igus.co.jp/webinar_offshore2024から。

 国交省による国内のカーボンニュートラルポート(CNP)形成計画が加速する中で、停泊中の船舶からのCO₂排出量削減に大きく寄与する「陸上電力供給」は、CNP形成のための柱の一つとなっている。
欧米やアジアの主要港では、すでに停泊中の電力供給方法はディーゼルエンジンによる発電から陸上電力供給への転換が進んでおり、国内各港でも導入が検討されている。

 イグスは、陸上電力供給設備に欠かせないケーブル管理システムを提供しており、2016年以降ノルウェーやバーレーン、ドイツなど世界で15港以上に製品が導入されるなど、世界トップクラスの実績を持つ。国内では、海外先進事例で培ったノウハウと樹脂部品メーカーとしての強みを生かしたケーブル管理システムの性能が評価され、2022年4月に日本初の陸上電力供給設備(EVタンカーに高速充電するための陸上電力供給設備(EV船用給電ステーション)としては世界初)が誕生した川崎港で、イグスのケーブル管理システムが採用された。川崎市は陸上電力供給設備の導入によって、1隻あたり年間約365tのCO₂(一般家庭約250世帯分の年間消費電力量相当)削減が可能になると試算している。

 本ウェビナーは、陸上電力供給分野で実績とノウハウを持つイグスのプロジェクトリーダーである山下茂樹氏が、ケーブルマネジメントのポイントと、船体サイズの差異や海水面の変動によって電力の供給ポイントが固定できない「接続のジレンマ」、そしてその解決法についてオンライン講演形式で説明する。時間内に質疑応答の時間も設けられている。

 本ウェビナーは、陸上電力供給設備について検討を進めている港湾関係者、地方自治体の担当者、ゼネコンや電気設備メーカーの担当者、造船会社、港湾・ターミナルの管理担当者に加えて、陸上電力供給設備の概要に興味を持つ方々など、幅広い層を対象としている。

 開催概要は以下のとおり

タイトル:「陸上電力供給設備における船舶への接続とソリューション」

開催日時:2024年5月28日 14:00~14:45

参加費:無料

会場:オンライン(Zoom) インターネットに接続可能なPC/スマートフォンから参加 ウェビナー登録申し込みURL https://www.igus.co.jp/webinar_offshore2024

構成(予定):
1. 陸上電力供給について
2. イグスの陸電用製品
3. 船舶との接続方法(提案)
4. 事例紹介(海外先進事例を含む)
5. イグスについて(会社情報、担当者)
6. 質疑応答(20分程度を予定)

登壇者:イグス プロジェクト リーダー 山下 茂樹(やました しげき)氏