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日本ベアリング、プレファクトを子会社化

 日本ベアリングは、各種特注加工品の製作を手掛けるプレファクトの全株式を取得し、子会社化した。株式取得の目的は、スライドウェイ(クロスローラーガイド)の安定供給体制を強化するため。

 子会社化したのは山形県東根市に本社を置くプレファクト(2006年4月21日設立、従業員数30名(2024年4月30日現在))で、精密加工技術を売りに、各種特注加工品の製作実績を持つ。

 日本ベアリングでは注力製品の一つであるクロスローラーガイドの生産強化拠点とすることを目的に今回、精密加工技術や熱処理技術に強みを持つプレファクトを子会社化した。プレファクトの持つ技術を生かし、クロスローラーガイドの生産量の拡大や、難易度の高い特殊品への対応能力の強化を目指す。新会社はプレファクトの社名は継承するが、代表取締役会長として日本ベアリング社長の福永暢彦氏が入り、日本ベアリングとプレファクトの協力関係の強化を図る。

 新会社の経営体制は以下のとおり。

代表取締役会長:福永暢彦(日本ベアリング代表取締役社長)
執行役社長:白田良晴(プレファクト前社長)
取締役:渡邉和宏(日本ベアリング)
取締役:大平圭一(日本ベアリング)
監査役:佐藤壽展(日本ベアリング)