今回の新社屋建設は市の都市開発を機に決定したもので、起工式には、オートサヴォア県のイヴ・ルブルトン知事、アヌシー市のフランソワ・アストーグ市長をはじめとする自治体関係者のほか、NTNグループからはNTNのCEO・鵜飼英一氏、欧州地区担当執行役の山本正明氏、NTN EUROPE 社長のドミニク・ラヴィラ氏など、約60名が出席した。
NTN EUROPE は、2008 年にNTNグループに加わり、欧州事業の中核拠点として自動車や航空機、鉄道車両、各種産業機械向けベアリング(軸受)の開発、製造、販売を行ってきた。2023年には社名をNTN-SNR ROULEMENTS からNTN EUROPE に変更し、NTNの欧州戦略における役割を高めており、今後も事業推進体制を強化するとともに、脱炭素化をはじめとする市場ニーズへの対応力の強化を通じて欧州地域における販売拡大やNTNブランドの浸透に取り組んでいく。