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NTN、風力・太陽光活用の発電装置4基を熊本県に寄贈

 NTNは、防災・防犯対策、地産地消型再生可能エネルギーの提案として、風と太陽光を利用して発電する「NTNグリーンパワーステーション」(「NTNハイブリッド街路灯」を本年10月から名称変更したもの)4基を熊本県に寄贈した。

熊本県立東陵高等学校に設置された「NTNグリーンパワーステーション」熊本県立東陵高等学校に設置された「NTNグリーンパワーステーション」

 同社は、本年3月1日に創業100周年を迎え、地域の人々の支援に対する感謝と今後も地域と共に歩んでいくという思いを込めて地域との共生に向けた施策を展開しているが、活動の一環として、国内5地域(三重県桑名市、静岡県磐田市、石川県、福島県、熊本県)に計17基の「NTNグリーンパワーステーション」を寄贈することを決定。昨年から各地域への寄贈を開始し、今回の熊本県をもって5地域すべての寄贈を終えた。

 今回、熊本県立東陵高等学校と道の駅「あそ望ぼうの郷さとくぎの」、嘉島町ふれあいセンターの3ヵ所に計4基の街路灯を設置した。いずれの寄贈先も災害時の避難場所に指定されており、今回寄贈された「NTNグリーンパワーステーション」は、平常時は街路灯、災害時は非常用電源として活用される。

 11月23日、熊本県庁で今回の寄贈に関して、熊本県教育庁 教育理事の山本朋弘氏からNTN自然エネルギー商品事業部担当執行役員の石川浩二氏に感謝状が授与された。

 山本氏からは「指定避難場所である県立東陵高等学校への寄贈によって、子どもたちだけでなく、近隣住民の不安を軽減できることができ、大変ありがたい。県立東陵高等学校は防災管理・防災教育の活動に注力しており、いざという時には本商品を活用して地域を守れる。このような素晴らしい商品を、いまだに被災で困っている地域にも紹介したいと思う」と挨拶があった。

熊本県教育庁 教育理事 山本朋弘氏(右)からNTN 自然エネルギー商品事業部担当執行役員 石川浩二氏(左)への感謝状の授与熊本県教育庁 教育理事 山本朋弘氏(右)からNTN 自然エネルギー商品事業部担当執行役員 石川浩二氏(左)への感謝状の授与