NTNは、2018年3月に迎えた創業100周年を記念し、「沿革編」「技術編」「資料編」の3部構成で同社の100年の歴史をまとめた社史「NTN100年史 The History of NTN: 100 years」を刊行した。
同社は、1918年に三重県桑名市で創業して以来、戦前は日本の産業とともに成長し、その後は戦争による主力工場の被災、操業再開からの復興、激変する世界情勢の中での世界市場への挑戦など、幾多の事業環境の変化や困難を乗り越え、2018年に創業100周年を迎えた。
今回刊行された社史は、同社のこれまでの企業活動を、各時代の経済・社会情勢といった事業環境の変化とともに振り返る「沿革編」、独自技術で開発した高付加価値商品を業種ごとに紹介する「技術編」、さまざまな会社情報をデータや画像で紹介する「資料編」の3部構成で、NTNの歴史をあらゆる側面から振り返る内容となっている。
同社史は、同社の取引先に贈呈するほか、学校や図書館などに寄贈し、さまざまなステークホルダーの同社への理解を深めてもらう考えだ。
また、ダイジェスト版を多言語(日・英・中・仏)で順次制作して従業員に配布。これまでの歴史を知ることで自社に対する愛着と誇りを持ち、同社で働くことの社会的意義の理解と今後のさらなる成長への糧とする狙い。
同社史の体裁は、A4判、オールカラー 465頁 (貼函入り)。