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SEMICON Japan 2024

 

日本能率協会、「TECHNO-FRONTIER」をオンライン活用の新スタイルで展開

 日本能率協会(JMA)は、メカトロニクス、エレクトロニクスに焦点を当てた専門技術展「TECHNO-FRONTIER(テクノフロンティア)」について、同会として初めてオンラインを活用した新たなスタイルで展開し、ものづくりエンジニアのための技術開発、市場創造の場を提供していく。

 本企画は今年4月に新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い中止となった「TECHNO-FRONTIER2020」で失われたベアリング・直動案内など機械要素部品などのメーカーと開発・設計者間での商談機会を創出する目的で開催するもの。オンライン(WEB)上で実施するセミナー「ウェビナー」、バーチャル展示会を新たに企画し、6 月から順次展開していく計画だ。

オンライン新企画のロゴ
オンライン新企画のロゴ

 

 TECHNO-FRONTIER は、モータ/電源/センサーなどの要素技術をはじめ、製品設計に関する幅広い製品・技術の展示と、最新技術動向が学べるシンポジウムが同時開催されるショー&カンファレンスとして、1983年の初開催以来、研究開発や設計に関わるエンジニアから多くの支持と高い評価を得ている。

 新企画の第1 弾として、6月18日と7月9日に「TECHNO‐FRONTIERウェビナー」 が以下のとおり開催される。

・6 月18 日(木) 14:00~14:40 
「機器の小型・低発熱化を実現する電流検知方式とは ~高精度電流センサーIC の活用法~」旭化成エレクトロニクス

・7 月9日(木) 14:00~14:40 
「シミュレーションによるノイズ設計の基礎」サイバネットシステム

 参加(視聴)対象は開発・設計・製造・研究に携わる技術者などで、参加申込方法は公式サイト(https://jma-tf.com/webinar/)からの事前登録制(無料)となる。6月2日から登録受付を開始している。参加定員は各セッション100名。

 新企画の第2 弾としては、9月8日~18日に「TECHNO-FRONTIERバーチャル展示会2020」が開催される。コロナ禍により阻まれた技術開発を活発に推進する目的で、技術者相互の情報交流や技術探索ができるライブ感のあるバーチャル展示会をオンライン上で開催。参加者はデジタルカタログや動画閲覧を通じて製品の詳細情報を入手できるほか、技術相談などの各種機能を使用できる。出展企業はデジタル技術の仕組みを活用し、見込み顧客の情報が得られる。

 出展対象はモータ技術、モーション・エンジアリング、メカトロニクス制御技術、センシング・画像解析技術、部品設計・加工技術、電源・パワーエレクトロニクス、次世代給電技術、バッテリー技術、電子部品用材料、EMC・ノイズ対策技術、熱設計・対策技術、CASE・ADAS、MaaS Tech、ものづくりIoT、AI・Robotics Tech、開発・設計DXなど多岐にわたる。

 出展申込方法については6月2日から案内を開始、出展申込締切は7月17日。出展費用はカタログスポンサー(資料掲載など)がJMA 会員価格:¥200,000、会員外価格:¥240,000)で、シルバースポンサー(資料や動画掲載など)がJMA 会員価格:¥450,000、会員外価格:¥540,000)。そのほか、ゴールド・プラチナ・スペシャルスポンサー、出展者セミナー(オプション)などを設けている。シルバースポンサー以上の出展企業には、自社ページに来訪した視聴者データを提供する予定。

 来場(視聴)対象は開発、設計、製造、研究等に携わる技術者などで、参加方法は公式サイト(https://jma-tf.com/virtual/)からの事前登録制(無料)となる。8月から登録受付を開始する予定だ。