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SEMICON Japan 2024

 

スガツネ工業、横開き扉用の1軸裏蝶番を発売開始

 スガツネ工業は、装置の扉をゆっくり閉じる横開き扉用の1軸裏蝶番「ソフトクローズ裏蝶番HG-JV65-U-LGR 」を6 月14 日より在庫・発売する。扉・筐体の内側に取り付けるため、外側から蝶番が見えずに機器や装置の外観をすっきりとさせることができる。横開き扉用の1軸ソフトクローズ裏蝶番は、本品が日本初となる。

スガツネ工業 ソフトクローズ裏蝶番HG-JV65-U-LGR(左)と取付けイメージ(右)
ソフトクローズ裏蝶番HG-JV65-U-LGR(左)と取付けイメージ(右)

 

 適応扉幅は700mm以下で、適応扉高さは2400mm以下。扉質量は2個使いの場合で1 ~7kg、3個使いの場合で7~12kg。価格(税抜)は3300円/個。

 本品を使うことで機器や装置の扉をゆっくり自閉させることができる(ソフトクローズ機構)。このソフトクローズ機構によって、指挟みを防止し安全に作業が行えるほか、勢いよく閉めた跳ね返りで扉が半開きになることを防ぐこと、内部機器への衝撃を抑えることを可能にする。静かでゆっくりとした動きはまた、高級感を演出する。

 従来ソフトクローズ機構を実現するには蝶番のほかに別途ダンパーを取り付け、かつ扉が自閉する仕組みを持たせる必要があったが、本品はダンパー内蔵および引き込み機能付きのため、本品のみで、ゆっくりと自閉する扉を作ることができる(開き角度35° から自閉)。

 裏蝶番は扉・筐体の内側に取り付けるため、外側から蝶番が見えず見た目がすっきりとしているほか、1軸蝶番でもある本品は、スライド蝶番のような多軸蝶番に比べ軌跡がシンプルで取り付けや扉の設計がしやすい。さらに、扉の開き角度35°から0°にかけてゆっくり閉まり、扉の閉じ速度はまた、六角棒スパナ(呼び2.5)で調整できる。