4月1日、JXホールディングスと東燃ゼネラル石油が経営統合し、国内燃料油販売シェア50%超、世界電材加工シェアトップ、売上高11兆円を占める「JXTGグループ」が誕生した。
JXTGグループは、持株会社であるJXTGホールディングスの傘下に、エネルギー事業、石油開発事業および金属事業を併せ持つアジア有数の「総合エネルギー・資源・素材グループ」としてビジネスを展開していく。
両社のエネルギー関連事業を全面統合した「JXTGエネルギー」のほか、石油・天然ガス開発事業会社である「JX石油開発」、金属事業会社である「JX金属」を設立。
経営統合契約の締結時に発表した統合シナジー1000億円、調整後連結経常利益5000億円(2019年度)といった経営目標の達成を目指す。
また、JXTGグループのブランドマークが決定。グループ理念に謳う「地球の力」を象徴したアロー(矢印)を表現したアースグリーンに、高い倫理観や知性、誠実さを表すインテリジェンスグレーを組み合わせたものとなっている。