THKは、ボールスプラインLF-X形の新シリーズとして、コンパクトボールスプライン「LFK-X/LFH-X形」の受注を開始した。新製品は形状がコンパクトなボールスプラインで、装置の構成部品を小さく、軽量化できることを強みとし、用途に応じた豊富な軸径サイズを新たに用意している。
新製品は既存製品LF-X形より芯高さが低く設計されているため、周辺部品を小さくして装置をコンパクトに設計したい箇所に最適。
また、フランジ面積が小さくカットされているため、既存製品の丸フランジタイプLF-X形よりもスプラインナットの質量が小さくなり(同社比10~15%減)、軽量化を図ることができる。
スプライン軸の軸径サイズはφ5~φ30まで9サイズを展開し、スプラインナットは角型(LFK-X形)と小判型(LFH-X形)の2種類をラインナップしている。