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SEMICON Japan 2024

 

東京理科大学・佐々木研究室、第8回トライボサロンをハイブリッド開催

 東京理科大学・佐々木研究室(主宰:佐々木信也 教授)が主催する「トライボサロン」(https://tribo-science.com/salon)の第8回目が3月4日、東京都葛飾区の葛飾キャンパスでのオンサイト参加とオンライン参加からなる、ハイブリッド形式によって開催された。

第8回トライボサロン 東京理科大学 佐々木研究室 ENEOS小野寺氏 話題提供
オンサイト開催のようす

 

 トライボサロンは、トライボロジーに関係する情報・意見交換の場として、毎月1回のペースで開催しされている。もともとは佐々木研究室の博士課程学生の勉強会として発足し研究成果の発表や最新の研究動向などに関する意見や情報交換を重ねてきたが、2022年9月からは佐々木研究室に限らず広く参加の戸を開き、関係者のネットワーク作りも目的の一つとして活動している。トライボロジーに関する情報交換、人材交流等を通し、関連技術の向上と発展に資することを目的に、次の活動を円滑に行えるよう運営に努めている。

 第8回目となる今回のトライボサロンでは、小野寺 康氏(本年4月よりENEOS所属)が、原子間力顕微鏡(AFM)のダイヤモンド探針を用いた摩耗試験による、硫黄系添加剤とリン系添加剤の耐摩耗性発現のその場観察をテーマに、話題提供を行った。

 話題提供と質疑応答の後は、年度初めということもありオンサイト参加およびオンライン参加のサロンメンバーから近況報告が行われた。続いて、交流会が設けられ、サロンメンバーによる活発な情報交換・意見交換がなされた。

 なお、トライボサロンに関心のある方は以下のURLを参照されたい。

 https://tribo-science.com/salon