NTNの販売子会社であるNTNセールスジャパンは、10月11日~14日に大分、福岡、熊本の3県で開催される国際自転車ロードレース「ツール・ド・九州2024」(https://www.tourdekyushu.asia/)に初めて協賛し、親子でベアリング(軸受)について学ぶことができる「NTN 回る学校」を各レース会場で開催する。
ツール・ド・九州2024は、UCI(Union Cycliste Internationale、国際自転車競技連合)公認の国際自転車ロードレースで、近年九州を襲った自然災害からの復興を象徴するイベントとして昨年初めて開催され、約88000人が観戦した。2回目の開催となる今回は、10月11日~14日の4日間にわたり、国内外の18チームが転戦型ステージレースおよびクリテリウム(小周回サーキットレース)でタイムを競う。
NTNは、自動車や各種産業機械向けのベアリングに加え、電動アシスト自転車の駆動ユニット、ホイール、ボトムブラケット用など自転車向けにもベアリングなどの商品を開発・提供している。ロードバイクに使用される高級ハブにも同社のベアリングが採用されており、自転車のなめらかな走行に貢献するとともに、環境に優しい移動手段である自転車市場の発展を通じて、環境負荷の低減にも貢献している。また、自転車向けのベアリング技術を生かし、世界大会で入賞の実績もある車いす陸上競技選手へ競技用車いす向けにベアリングも提供している。
今回、各レース会場で開催する「NTN 回る学校」では、普段は目に触れることがないベアリングの組み立て体験を通じてベアリングの役割や仕組みについて楽しみながら理解を深めてもらうほか、ロードバイクなどの自転車に使用される深溝玉軸受について、シールの違いやグリースの有無などによる回転時のなめらかさの違いを体感してもらう展示を行う予定となっている。