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NTN、LTM社に資本参加、ショックアブソーバーを加え自動車アフターマーケットの販売を拡大

 NTNの連結子会社で、欧州・アフリカ地区を中心に自動車や航空機、鉄道車両など向けにベアリングの製造・販売を行うNTN EUROPE は、チュニジアで自動車用ショックアブソーバーを製造するLa Tunisie Mecanique社(LTM社)に本年5 月19 日付で資本参加した。

 NTNグループでは、中期経営計画「DRIVE NTN100」Finalにおける重要施策としてアフターマーケットビジネスの販売拡大に取り組んでいる。中でも、自動車アフターマーケットビジネスについては、2024年より本部機能をNTN EUROPE 内に構え、欧州・アフリカを中心に商品ラインアップ拡充や販売網の強化などを進めている。

 商品ラインアップの拡充においては、世界トップクラスのシェアを誇るNTNグループのコーナーモジュール商品(ドライブシャフトやアクスルベアリング、ストラットベアリングなど)とも関連が深いショックアブソーバーをラインアップ追加商品として選定。

 NTNではLTM 社に資本参加することで、販売だけでなく設計や生産、品質管理まで深く関わり、自動車アフターマーケット市場において、ショックアブソーバーメーカーとしてブランドの優位性を高め、認知度やイメージの向上を通じて販売拡大に取り組んでいく考えだ。

NTN LTM社に資本参加 bmt ベアリング&モーション・テック