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SEMICON Japan 2024

 

THK、フロア全体の免震が可能な免震モジュール開発

THK「TGS型」 THK( http://www.thk.com )は、最大3000kgf/m2までの重荷重に対応可能で、サーバーや精密機器、美術品などの大切な資産から、サーバールームやオペレーションセンターなどフロア全体までの免震が可能な免震モジュール「TGS型」を開発した。

 工作機械や半導体製造装置など、あらゆる産業で採用され信頼と実績のある「LMガイド(直線運動案内)」と、ダンパー(減衰装置)を組み合わせたメカニズムである免震モジュールTGS型は、新たな地震対策として事業継続のサポートに貢献する。

 同品は免震に必要な「支承」、「復元」、「減衰」の機能を500(W)×500(D)mm、高さ100mmのコンパクトなサイズに収めた。フレームをアルミダイカスト製とすることで、高精度・軽量化を実現している。LMガイドを採用することにより、重荷重に対応するだけでなく、引抜力が作用しても浮き上がらない特徴を持つ。1モジュールあたりの最大荷重は750kgfとなっており、最大で3000kgf/m2の重量物に対応可能。荷重が偏った状態でも、ねじれは微小だという。