日本精工(NSK、 http://www.jp.nsk.com )は、「東京スカイツリー」に設置される東芝製エレベータに同社の「エレベータ用静音・低振動自動調心ころ軸受」が採用されたと発表した。
東京スカイツリーの地上から地上高350mの第1展望台へは、エレベータが一度に最大40名の乗客を収容し、大容量タイプでは国内最高速となる分速600mで昇降する。今回採用された軸受は静音性と低振動性能により、本エレベータ巻上機の静音・低振動に貢献する。
また、東京スカイツリーには、日本最長の昇降距離となる464.4mの東芝エレベータ製の業務用エレベータが設置される。こちらにも同軸受が採用された。
今後同社では、高層ビルなどの高速エレベータ巻上機向けにエレベータ専用軸受の拡販活動を行っていく。