スウェーデンのSKFはこのほど、Fiat Chrysler Automobiles社 (FCA社)の新型SUV、Jeep Compass向けに第三世代高品質フロントおよびリアハブベアリングユニット (HBU3)の供給を開始した。SKFの軸受は、FCAの要求するロバスト性能要件を満たすよう設計されていることや、効率的で快適、滑らかなドライビング性能に貢献できることなどが評価されての採用となった。
SKFでは、Jeep Compass向けHBU3を韓国の釜山、ブラジルのカジャマールの工場で製造しているほか、Jeep Compass向けにエンジンシールとギヤボックスシールを供給する。
SKFのHBU3は軽量、高性能、低摩擦を兼ね備えたユニットで、複列アンギュラ玉軸受の最適化された接触角と回転フランジの追加工などによって、ブレーキ時の振動とノイズを低減し、より快適なドライビング性能に寄与する。