日本トライボロジー学会(JAST)は5月22日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで、「第62期定時社員総会」を開催した。今回は役員の改選が行われ、第63期(平成30年度)の新会長に香川大学教授の若林利明氏(写真中央)が就任した。
挨拶する若林JAST新会長
就任の挨拶に立った若林会長は、「副会長として中村隆会長のもとで、会員サービスの向上によってJASTメンバーであることのメリットをいかに享受してもらうか、世界のトライボロジー分野における日本の存在感と影響力、いわゆるプレゼンスをどう高めるか、学会運営の効率化と財政の健全化をどのように果たしていくか、といった諸課題に取り組んできた。そうした取組みが実を結び会員数はわずかだが増加傾向にある。さらなる会員増強など、諸課題に対する取組みを停滞させることなく着実に進めていきたい」と語った。
なお、副会長には名古屋大学教授の梅原徳次氏とトヨタ自動車 有機材料技術部 グループ長の林 圭二氏が就任した。