イグス(https://www.igus.co.jp/)は2月24日~26に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された「TOKYO PACK 2021-2021東京国際包装展」に出展し、無潤滑でメンテナンスフリーの樹脂製すべり軸受や応用製品を紹介した。
2020年6月1日から施行の改正食品衛生法に適合した材質で製造した安全なすべり軸受として、オールラウンダーの「イグリデュール®A180」、食品機械向けの汎用品である「イグリデュール®A181」、優れた耐摩耗性でベルトガイドに最適な「イグリデュール®A350」、‐100℃~+250℃対応の優れた温度耐性を有する「イグリデュール®A500」、幅広い耐薬品性を備えた「イグリデュール®X」の5種を展示、衛生管理が重要な食品・飲料・包装機械等に無潤滑・メンテナンスフリーで安心して使用できることをアピールした。
また、金属製ピローブロックベアリングとサイズ互換性があり簡単に置き換えが可能な、樹脂製球面ベアリング「イグボール」を用いたピローブロックベアリングを紹介。北川邦彦社長は「金属製ベアリングのように錆の発生やグリースによる粉塵の付着がなく、無潤滑・メンテナンスフリーで使用できるだけでなく、球面ベアリングが軸心のずれを自動的に吸収するため、ハウジングを正確に調整する必要がなく、取付けが簡単にできる」と説明した。
イグスブースではさらに、球面ベアリング「イグボール」等を使用した低コストで軽量のモジュラー式パラレルリンクロボット「デルタロボット」を用いて、錠剤などを素早くピック&プレースするデモンストレーションを行った。