今後、企業の持続的成長や一人ひとりにとってのwell-beingを目的にサステナビリティ、SDGsの推進が不可欠となり、また、DX、GXなどと絡めて社会・顧客課題を解決していくことが求められる中で、本書は、人財育成や組織変革、最適プロセス開発、パーパス経営、MOT(技術経営)、新規事業におけるイノベーション活動のヒントになるべく執筆・刊行された。
本書では、著者がTHKで技術経営コンサルタント兼イントレプレナーの視点で新規事業の価値創出を実践し、失敗や成功の体験を積み重ねてきた考え方やプロセス、アセスメント、仕組みづくり、人財育成などの暗黙知を形式知にまとめたもの。
◇主要目次
第1章 イノベーションの定義
第2章 ウェルビーイングとパーパス
第3章 課題発見・問題提起
第4章 企業内イノベーションの始め方
第5章 価値創出の本質的な目的とゴール設定
第6章 価値創出の3条件
第7章 戦略思考と戦術思考のツール
第8章 経営者視点
第9章 マネージャー視点
第10章 起業家視点
第11章 探索活動
第12章 深化活動
第13章 用語の解説
第14章 技術経営に関する課題
A5判・116頁・定価1650円(税込)、メカニカル・テック社刊。購入はアマゾンから
望月廣昭(もちづき・ひろあき)
1963年4月 山梨県生まれ
1986年4月 THK株式会社入社
リニアモーションの設計・開発、新技術リテーナ入りLMガイド開発(精密工学会技術賞)、マネージメントに従事
2009年7月 クリエイティブプロデューサーとして新規事業開発(航空機市場開拓)に従事
2010年3月 技術士(機械部門)取得
2014年6月 技術本部 事業開発統括部長就任
2018年9月 新規分野への市場開拓、事業拡大に従事
2018年10月 著書『技術者の目指すところは何か』発刊
・専門分野
VE、信頼性設計、プロジェクトマネージメント、機械要素部品の設計、ビジネスプラン、商品企画、マーケティング、コーチング、創造開発、航空機ビジネス