NTNは2023年夏をめどに、本社オフィスをダイビル本館(大阪市北区中之島3-6-32)に移転することを決定し、移転先オフィスの所有者と賃貸借契約を締結した。現在の本社ビルの老朽化が進んでおり、本社オフィスの移転によって今後予測される大規模地震などの自然災害発生時の事業継続性(BCP対策)と従業員の安心・安全を確保するとともに、地球環境に配慮したオフィスとすることで環境負荷の低減に取り組んでいく。また、働き方の変化に合わせ、オフィス面積の削減、資産の保有から利用への転換を通じた事業活動の効率化、コスト削減などを実現する。
新オフィスは、在宅勤務をはじめとする柔軟な働き方に合わせた設計とし、新しいアイデアの創出やコミュニケーションがとりやすい環境で、部門の垣根を越えた円滑な連携を可能とするフリーアドレス制を採用する。
また、WEB会議専用スペースやオープンミーティング用エリア、集中して業務を行う専用ブースなど目的に応じた設計で働きやすさと生産性の向上を図る。
新オフィスではさらに、他のオフィスビルに先駆けCO2フリー電力が採用されており、電力使用によるCO2削減に貢献する。そのほか、ペーパーレス化の推進などにより事業活動で生じる環境負荷の低減に取り組んでいく。