日本粉末冶金工業会(JPMA)と粉体粉末冶金協会(JSPM)の主催により、「World PM2024(粉末冶金国際会議)」(Congress Chairs:園田修三JPMA会長(福田金属箔粉工業)、尾﨑由紀子JSPM会長(大阪大学/九州大学))が10月13日~17日、横浜市西区のパシフィコ横浜で、“Make a better world with PM(粉末冶金(PM)でより良い世界を作る)”をメインテーマに開催された。世界27カ国から750人が参加した。
World PMは粉末冶金の国際会議では最も大規模な催しで、北米、欧州、アジアとロケーションを変えて隔年開催されているが、日本での開催は「World PM 2012」開催以来の12年ぶりだった。
World PMは論文発表と展示会の2本立ての会議となるが、World PM2024の論文発表では、粉末製造技術、粉末の圧密と焼結、粉末の成形と焼結、熱間静水圧焼結、アディティブマニュファクチャリング(AM)焼結関連技術、金属射出成形(MIM)関連技術、粉末冶金におけるトライボロジー、などの最新のPM技術に関するセッションで、430件の発表(口頭発表ならびにポスターセッション)がなされた。