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第27回機械要素技術展

 

THKとリバネス、教育現場向け体験型教材を新開発

 THKとリバネスは、 “課題解決型のものづくり”をキーワードに、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を独自に開発、全国の中学校・高等学校を対象に本教材を使用してもらう無償トライアル校を30校募集する。

THKものづくり探究教材 bmt ベアリング&モーション・テック

 

 少子高齢化が進む中、工学部出身者の減少傾向は年々進んでおり、製造業を生業とする企業は危機感を募らせている。世界で戦っていくためには、できるだけ早い段階からしっかりとした基礎を身につけるとともに、情熱をもって、いろいろなものづくりに挑戦した人材が少しでも増えていくことが望まれている。一方、教育現場では、学習指導要領の改訂に伴い、「主体的・対話的で深い学び」に重きが置かれ、答えのない課題に対して向き合う力を育成する方法が模索されている。

 そこでTHKとリバネスでは、持続的な『創造開発型人財』の育成を目的に、2017年より「THK共育プロジェクト」を進めてきた。本プロジェクトでは、ものづくりに取り組む小中高生への研究助成と研究サポートを行う「サイエンスキャッスル研究費THKものづくり0.賞」を通じて、50校の小中高生のものづくりを後押ししてきた。また、THK社員自らがものづくりの楽しさを伝える「ものづくり出前授業」の実施を通じて、延べ720名の中学生にものづくりの魅力を届けてきた。

 さらに、持続的に次世代のエンジニアの仲間を増やしていくため“課題解決型のものづくり”をキーワードとして、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を開発した。

 本教材は、設計・組立て・プログラミングを通して本格的なものづくりを学び、チームで協力しながら試行錯誤を繰り返して課題を解決していく楽しさ・難しさを実感できるオリジナル教材となっている。本年3月2日~4月28日にウェブサイト「ものづくり0.(ゼロドット)」(https://www.monozukuri-zero.com/monozukuri-training-kit/)で、本教材を授業や部活動などで活用できる無償トライアル校の募集を行っている。

 THKものづくり探究教材の特徴は以下のとおり。

・学習指導要領に沿った教材内容:授業のカリキュラムに沿って、主体的・対話的で深い学びを体験できる

・身近な事例を用いた課題解決型ものづくりを実体験;生徒同士がチームワークを発揮しながら身近な事例の課題解決に取り組み、授業を通してものづくりの楽しさも体験できる

・プロのエンジニア集団が開発:エンジニアが議論し合いながら、開発した教材であり、ものづくりの醍醐味を実感できる
教材のポイントは以下のとおり。

・機械部品を使った本格的な探究教材:ロボット用サーボモータ/近接センサ/micro:bitなどの本格的な機械部品に触れられる

・学校の授業や部活動で活用しやすい: 2コマ100分の授業で組み立てからプログラミングによる試行錯誤までができるほか、生徒の自由な発想で教材を改良することができる

・課題解決型ものづくり体験:チーム一丸となって課題の発見、試行錯誤を繰り返して課題解決に取り組むことができる

 主な対象と活用方法は、中学校技術科の授業/中学校・高等学校の部活動/高等学校の理数探究の授業など。

 THKでは、「リバネスとともにTHKものづくり探究教材を全国の中学校・高等学校へ広げ、ものづくりの楽しさを伝えていく。そして、中高生たちが自分なりのものづくりに、たとえ0.1歩でも踏み出していく機会を増やしていきたい」とコメントしている。